●【鵜】ウ(う)  ●川鵜  ●海鵜

●【鵜】ウ(う)  ●川鵜  ●海鵜

★ウ(う) [ 日本大百科全書小学館) ] .

【鵜】cormorant

鳥綱ペリカン目ウ科に属する海鳥の総称。同科Phalacrocoracidaeの鳥は、全長48〜101センチメートル、中形ないし大形で、世界各地の沿岸や内陸湖沼、大きな水系にすみ、潜水して魚類や甲殻類、両生類などをとらえて食べる。体は全身暗黒色で、緑や青色の金属光沢のあるものが多く、南半球には胸や腹が白または灰色のものがいる。頸(くび)と体は長く、尾もくさび形で長い。翼は広く大きい。嘴(くちばし)は細めで長く、先は鉤(かぎ)状に曲がり鋭い。目の周りの裸出部や足は鮮やかな明るい色であることが多い。雌雄同色で、若鳥は全体にくすんだ暗褐色である。繁殖期に頭部に冠羽や白斑(はくはん)が出るものもある。 [ 執筆者:長谷川博 ]

★ウ科(ウか、Phalacrocoracidae)a href=http://p.tl/M9Auhttp://p.tl/M9Au/a

鳥類カツオドリ目に属する科である。ウ(鵜)と総称される。別名はシャグ(英: Shag)。

ウ属 Phalacrocorax のみを置くこともあるが、複数属に分割することも多い。

★カワウ - Wikipedia   a href=http://p.tl/amSUhttp://p.tl/amSU/a

カワウ(河鵜、川鵜、学名:Phalacrocorax carbo)は、ペリカン目(Sibley分類では コウノトリ目に属する)、ウ科に分類される鳥類の一種。名前の由来は文字通り「川」に 生息する「鵜」である。

★鵜ノ巣断崖 - Wikipedia   a href=http://p.tl/t3iBhttp://p.tl/t3iB/a

岩手県下閉伊郡田野畑村にある海岸景勝地。太平洋に沿って標高200mにも及ぶ大規模な断崖絶壁となっており、太平洋に突き出したような地形が特色。名の由来は中腹にウミウ及びカワウの営巣地があることに因み、鵜ノ巣断崖と名付けられたとされる。三陸海岸北部を代表する景勝地の一つで、陸中海岸国立公園に属する。

★鵜飼い - Wikipedia     a href=http://p.tl/2xt4http://p.tl/2xt4/a

鵜飼い・鵜飼・鵜養(うかい)は、鵜(ウ)を使ってアユなどを獲る漁法のひとつ。

★鵜渡根島 - Wikipedia    a href=http://p.tl/MGROhttp://p.tl/MGRO/a

鵜渡根島(うどねしま)とは伊豆諸島の利島と新島の間に位置する島である。 ... この島 は今では無人島であるが、明治時代には養蚕を営む人が住んでいたので、島には今も 神社があり、そこに祭られている神鵜渡根后明神がこの島の由来にもなっている。

★鵜来島 - Wikipedia     a href=http://p.tl/YnbChttp://p.tl/YnbC/a

鵜来島(うぐるしま)は太平洋上、高知県宿毛市の沖合にある島。 ... 休校中の鵜来島小 中学校はコミュニティセンターとして活用されている。 ... 鵜来島には大砲などが整えられ 着々と本土決戦の準備が進み昭和20年8月には全島民に強制疎開命令が出る。

★ウミウ - Wikipedia     a href=http://p.tl/yiLBhttp://p.tl/yiLB/a

ウミウ(海鵜、Phalacrocorax capillatus)は、ペリカン目ウ科ウ属に分類される鳥類。

★鵜塚 - Wikipedia      a href=http://p.tl/lVPzhttp://p.tl/lVPz/a

鵜塚(うづか)は、岐阜県岐阜市にある長良川鵜飼の鵜を供養するための慰霊碑である 。 鵜匠による鵜の供養自体は百数十年前より行われていたが、1983年(昭和58年)10 月16日に鵜飼関係者の浄財により長良宮口町に塚が建立された。

★ウミウ(海鵜) | 野鳥辞典   a href=http://p.tl/EGWmhttp://p.tl/EGWm/a

★鵜のまねをする烏|ことわざ諺百科 a href=http://p.tl/uT2mhttp://p.tl/uT2m/a

鵜葺草葺不合命(うがやふきあえずのみこと) [ 日本大百科全書小学館) ] .

彦火火出見命(ひこほほでみのみこと)(山幸(やまさち))と豊玉毘売命(とよたまびめのみこと)の間に生まれた子で、神武(じんむ)天皇の父(すなわち、日向三代の神の3代目)にあたる。この神の名は、豊玉毘売命が、海神の国から地上の国にやってきて、海岸のなぎさにつくられた鵜(う)の羽を葺草(かや)にした産室の屋根を葺(ふ)き終わらないうちに出産したことからつけられた。八尋(やひろ)の鰐(わに)になって出産しているところを彦火火出見命に見られたために、豊玉毘売命は海神の国へ帰った(『古事記』)。海神の娘が海岸で出産し、生まれた子が皇室の祖神となるというのは、海上漂着型の始祖神話の典型といえよう。なお、この神は海童神である。

[ 執筆者:守屋俊彦 ]

★鵜渡根島(うどねじま) [ 日本大百科全書小学館) ] .

東京都、伊豆(いず)諸島の利島(としま)の南約4キロメートル、新島(にいじま)との間にある無人島。新島の属島。新島村に属する。流紋岩系統の溶岩と火山灰などからなっている火山島であるが、噴火の記録はない。面積約0.3平方キロメートル。最高地点は209メートル。長さ約1.5キロメートル、幅約400メートル。周囲(約3.3キロメートル)は海食崖(がい)で囲まれている。この島は、直径2〜3キロメートルの海底噴火口の北縁の一部と考えられている。近くにオタイ根、フヅシ根などの岩礁もあり、付近はイセエビの漁場となっている。事代主命(ことしろぬしのみこと)の一族神、鵜渡根后(きさき)明神が祀(まつ)られていることからこの名がある。 [ 執筆者:菊池万雄 ]

★鵜祭(うまつり) [ 日本大百科全書小学館) ] .

石川県羽咋(はくい)市の気多(けた)神社で12月16日に行われる祭り。明治以前は11月の中の午(うま)の日であった。七尾(ななお)市鵜浦(うのうら)の鹿渡島(かどしま)という村落から、鵜捕部(うとりべ)の系譜を引く人々が、当番として3戸があたり鵜を献上する。とらえた鵜は鵜籠(うかご)に入れられて神饌所(しんせんしょ)に置かれ、当日午前3時から祭事が執り行われる。祝詞(のりと)奏上、寝覚めの神楽(かぐら)の小太鼓ののち、神官と鵜捕部との間に問答が交わされる。そして鵜捕部が神前で鵜を放ち、本殿内の案(つくえ)(神前の机のこと)の上に止まったとき、すばやく神官が2人して斎柴(いみしば)でこれを押さえる。とらえた鵜を下にいる神官に渡すと、渡された神官は抱いて拝殿の外へ出、一ノ宮海岸でこれを放ち、後ろを見ずに戻る。もし鵜が内陣に入らぬときは、清めの祓(はらい)と清めの神楽を行う。鵜の鳥の色が白か黒か、あるいは案に止まる・止まらぬで豊凶を占う風習がある。 [ 執筆者:萩原秀三郎 ]

★カワウ(かわう) [ 日本大百科全書小学館) ] .

【河鵜】common cormorant

[学名:Phalacrocorax carbo]

鳥綱ペリカン目ウ科の鳥。全身黒褐色、全長91センチメートル、翼開長1.5メートルに達する大形の海鳥で、潜水して魚類をとらえる。北大西洋オセアニアの亜種は沿海性で、ユーラシア温帯域のものは内陸湖沼、内湾性である。日本では内湾埋立てによって近年急速に数が減った。 [ 執筆者:長谷川博 ]

★チシマウガラス(ちしまうがらす) [ 日本大百科全書小学館) ] .

【千島鵜烏】red-faced cormorant

[学名:Phalacrocorax urile]

鳥綱ペリカン目ウ科の海鳥。全長84センチメートルの大形種。ベーリング海オホーツク海沿岸域にすみ、島や海岸の断崖(だんがい)で営巣。繁殖期には頭部の裸出部が赤くなり、二つの冠羽が出る。 [ 執筆者:長谷川博 ]

★ヒメウ(ひめう) [ 日本大百科全書小学館) ] .

【姫鵜】pelagic cormorant

[学名:Phalacrocorax pelagicus]

鳥綱ペリカン目ウ科の海鳥。全長約68センチメートルの大形種。北太平洋北部沿岸域に広く分布し、島や海岸の断崖(だんがい)の棚に営巣して、冬季にはいくらか南に移動する。潜水して魚類をとらえる。 [ 執筆者:長谷川博 ]

★ヘビウ(へびう) [ 日本大百科全書小学館) ] .

【蛇鵜】darter、anhinga

鳥綱ペリカン目ヘビウ科に属する水鳥の総称。この科Anhingidaeの仲間は、全長約86〜91センチ、大形で体は細長く、黒色または暗褐色、尾は硬く長い。翼は細く先がとがり、短く水かきのある足は最後部につく。嘴(くちばし)は細く鋭くとがり、頸(くび)は細く非常に長い。潜水してそっと魚に近づき、嘴で突き刺してとらえる。体をほとんど水中に沈め、曲がった細長い頸を出して泳ぐ姿がヘビに似ているのが名の由来である。世界の暖帯・熱帯の内陸湖沼や河川にすむ。サギ・ウ類などの水鳥とともに水辺の樹上や地上で集団をなして営巣する。アフリカヘビウAnhinga rufa、アジアヘビウA. melanogaster、オーストラリアヘビウA. novaehollandiae、アメリカヘビウA. anhingaの4種が知られるが、分類の取扱いは人によって異なる。 [ 執筆者:長谷川博 ]

★鵜飼(うかい) [ 日本大百科全書小学館) ] .

能の曲目。五番目物。五流現行曲。原作は榎並(えなみ)五郎、世阿弥(ぜあみ)改作。行脚(あんぎゃ)の僧(ワキ)が石和(いさわ)川のほとりで宿を借りようとするが、土地の者(アイ)に禁制だと断られる。川辺のお堂に泊まると、鵜使いの老人(前シテ)が現れ、密漁のため殺された亡者だと明かし、罪業消滅にと鵜飼のさまを見せて消える。鵜ノ段とよばれる鮮烈な演じどころである。後シテは閻魔(えんま)大王で、僧の法華経(ほけきょう)による回向の功徳により、亡者を極楽に送ることになったと豪快な所作で終わる。法華経礼賛能である。小見(こべしみ)という力感に満ちた面をかけるが、これは世阿弥がこの能に使い始めたものと『申楽談儀(さるがくだんぎ)』に記載がある。 [ 執筆者:増田正造 ]

元情報:http://tinyurl.com/ya9dkr8o

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